生活、遊び、歓談、憩い−広島人にとって太田川の川辺で過ごす時間はかつて日常の一コマでした。いつしか失われてしまったその風景を取り戻すべく2019年に始まったのが「River Do!運動」です。
川に親しむことで、ふるさとへの思いを育んでほしい。その発信地となるのがこの川辺です。太田川を「自由と責任」のもとみんなが使える空間に変え、新たなカルチャーを創造し、私たち自身がまちの価値を高める。
広島の全てを変えた原爆の投下目印となった相生橋のたもと、今、ここから−かつての価値観を取り戻すとともに、未来の広島の日常をつくってゆきたい。
それが私たちの思いです。
RiverDo!川辺コンソーシアムは、コロナ禍において基町環境護岸で社会実験として実施されたパブリックスペースのオープン化に参加した民間事業者やNPOが中心となり結成された団体です。中心市街地を流れる太田川を民間主体で最大限に活用し、水辺空間の魅力を発信していくことで、更なる「水の都ひろしま」の空間創出に貢献し、全国の河川空間オープン化の道標になることを目指しています。